2025年の天皇杯で話題になったラフプレー、あなたもあのシーンをSNSや動画で見たかもしれません。
そう、主役は横浜F・マリノスのスピードスター・井上健太選手。
圧倒的な加速力と右サイドでの切り裂くようなドリブルで知られる彼ですが、今回の一件で「プレースタイル」にも注目が集まっています。
「なんであんなプレーを?」
「元々どんな選手なの?」
今回は、
- 井上健太選手の特徴や評価
- 問題となったラフプレーの背景
について、わかりやすくまとめてみました。
井上健太のプレースタイル

爆発的スピードと推進力(時速34km)
井上健太といえば、やっぱり「スピード」が代名詞。
これ、100メートルに換算すると10秒58相当という驚きの速さ。
特に一歩目から一気に加速できる爆発力がすごくて、相手ディフェンスが対応する前にスッと抜け出してしまう場面が多いんです。
縦への突破とクロス精度(CBPリーグ1位実績)
そんな圧倒的スピードを武器に、右サイドからの縦への突破が爽快です。
2022年シーズンにはクロスCBP(チャンスビルディングポイント)でリーグ1位を記録していて、クロッサーとしての評価も非常に高いんです。

単に速いだけじゃなくて、しっかり味方に合わせたクロスを上げられるのが強みですね。
ドリブル・パスレシーブ・攻撃参加の質
ドリブルもキレがあって、止まっているように見せかけて一瞬で抜き去る技術も持っています。
パスの受け方もうまくて、攻撃の起点になる動きも多い。
ゴールこそそこまで多くはないけれど、アシストや決定機を作り出すプレーで、チームにしっかり貢献しています。
守備面での課題と改善点
ただ、守備面にはまだ課題があると言われています。
でも、最近では前線からのプレスや戻りの速さなど、守備意識も高まってきていて、少しずつ改善が見られるのも事実です。
評価の推移と専門家の見解
専門家の評価も概ねポジティブ。
特に“スピードと推進力”に関しては、Jリーグでもトップクラスとの声が多いですね。
一方で、「感情の起伏がプレーに影響するタイプ」という指摘もあって、今回の天皇杯でのラフプレーがその延長線上にあるのでは?と見る人もいます。
とはいえ、スピードスターとしての能力は本物。
今後は、感情のコントロールや守備力の向上がカギになりそうです。
うまく成長していければ、Jリーグを代表するサイドアタッカーになる日も遠くないかもしれませんね。
天皇杯でのラフプレーとは?映像とSNSが拡散した“問題のシーン”


2025年6月11日 天皇杯2回戦での行動
2025年6月11日、天皇杯2回戦・横浜F・マリノス対ラインメール青森の試合中の出来事です。
井上健太選手が相手DF・佐久間駿希選手を手で押し倒し、直後にボールを拾おうとした別の選手に対して蹴りを入れるような動作をしてしまったんです。
この行為に対して、主審はイエローカードを提示。
しかし、一部のファンや解説者からは「これはレッドでもおかしくない」との声も上がるほど、インパクトの強いシーンでした。
映像拡散の経緯と批判の声(SNS/解説者)
このプレーの映像はすぐに中継映像から切り取られ、SNS上で一気に拡散されます。
X(旧Twitter)では「暴行に近い」「完全に一線を越えてる」といった投稿が相次ぎ、瞬く間に炎上。
これ一発レッドにならないのか、、、
なんでイエローやねん
プロのするプレーじゃないね
プロがこれは引くわ。
負けててもこれはダメだろ。
さらには、元プロ選手で解説者の林陵平さんも「これはひどい。良くないものは良くない」とバッサリ。
プロ目線からも厳しい評価が下されました。特に感情的になった場面での“蹴り”という行為が多くのサッカーファンの倫理観に触れたようで、大きな波紋を呼ぶ結果に。
過去のラフプレー履歴と再燃する議論
実は井上選手、過去にもラフプレーで話題になったことがあります。
激しいプレーや感情が表に出やすいタイプとして知られており、一部のファンからは「またか…」という声も。
これまで大きく表面化しなかった問題が、今回の天皇杯で一気に再燃し、「プレースタイルは素晴らしいけど、感情のコントロールが課題」と再評価されるきっかけとなってしまいました。
なぜ「問題視」されたのか?倫理と感情の視点から
一部では「ただの小競り合い」「イエローで妥当」という擁護の声もありますが、多くの人が問題視したのは“意図的な蹴り”という行為そのもの。
スポーツの場において、感情的になって暴力的な行為に出るのは許されないという考えが広く共有されています。
まとめ
井上健太選手は、右サイドで輝くスピードと突破力を武器に、チームの攻撃をけん引してきた選手です。
一方で、天皇杯でのラフプレーが注目を集め、プレー外の面でも評価が揺らぐことになりました。
本人も反省しているとは思いますが…
今後どんな選手に進化していくのか、ファンとして温かく見守りたいですね。
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