俳優・宮川一朗太さんの元妻として知られる山田佳奈子さん。
フリーライターとして活動し、2人のお子さんにも恵まれましたが、2005年に離婚。
その後も“家族”としてのつながりは続いていたといいます。
そんな彼女が、2023年に57歳の若さで静かにこの世を去りました。
別れてもなお、家族として支え合った2人。
今回は、宮川さんが語った言葉を手がかりに、山田さんの「今」と彼女の歩んだ人生を振り返ります。
山田佳奈子のプロフィール

山田佳奈子さんは、一般人でウィキペディアのような詳細な人物ページがありません。
公開されている情報も限られていました。
- 1966年生まれ 宮川一朗太さんと同い年
- 職業フリーライター
山田佳奈子さんはフリーライターとして、宮川一朗太さんとの結婚前から執筆業に携わっていました。
メディア露出はほとんどなく、詳細な経歴や執筆作品などは公表されていません。
宮川一朗太との結婚から離婚までの歩み

山田佳奈子さんと宮川一朗太さんは1990年に結婚。
おしどり夫婦として知られ、2人の娘にも恵まれました。
家庭は一見、順風満帆に見えていたものの、次第にすれ違いが生まれていきます。
離婚の大きな要因とされているのは、
- 宮川一朗太さんが競馬にはまっていた
- 宮川さんのゲームへの熱中
- 宮川一朗太さんは大の競馬好きで、競馬番組のキャスターを務めていた
- 特に「一口馬主」としての投資が問題のきっかけ
- 宮川さんは2003年の名馬「ネオユニヴァース」に175万円を出資
この出資を山田さんに内緒で行っていたことが発覚しました。
ネオユニヴァースは現役時代にG1レースを制し、さらに種牡馬としても成功しました。
そのため、宮川さんの取り分は最終的に3000万円以上のプラスになったと後に明かされています。
しかし、当時は家計を圧迫する大きな金額を相談なく使ったこと、
さらに他の馬にも数百万円単位で投資し損失も出していたことが、家庭内の信頼を大きく損ねたとされています。
また、ゲームの「ドラゴンクエスト」にのめり込んでいた時期もあり、家庭よりも趣味を優先してしまう時間が増えていったようです。
もとの嫁さんからは『私の話をなにも聞いてない』って、よく怒られました。でも、大事な戦いのときに話しかけるほうが悪い。出会ったのは彼女よりもドラクエが先。結婚生活よりも大事だった。
https://smart-flash.jp/lifemoney/life/7585/
そんな生活に山田さんは次第に限界を感じ、2005年、15年の結婚生活に終止符を打つことになりました。
円満離婚ではあったものの、互いに深く考えた末の決断だったといいます。
離婚後の関係と家族の絆

先週の土曜日、K'sシネマへ向かう途中でTシャツ入荷のツイートが。
— 宮川一朗太 (@ichirota0325) July 25, 2018
何という幸運!
それでも新宿駅から走った。
無事に購入…娘の分も。
夜、娘が一緒に写真撮ろうと。
初めてだよ、こんなこと。
ここにも父娘の絆が。
最高かよ。#カメ止め #宮川一朗太 pic.twitter.com/zTbaP0PWuv
2005年に離婚した山田佳奈子さんと宮川一朗太さん。
ですが、2人の関係はそこで完全に途切れたわけではありませんでした。

離婚しても、娘たちにとっては父と母。関係は続くんです
と語っており、実際に山田さんとも定期的に連絡を取り合っていたようです。
娘さんたちの運動会や学校行事などに一緒に参加することもあったと宮川さんがインタビューに答えていました。



「別れても夫婦としての絆は消えない」と感じさせるエピソードですね
山田佳奈子さんの晩年と現在


山田さんは長い間静かな生活を送りながら、家族との関係を大切にして過ごしていたといいます。
具体的な病名などは公表されていませんが、闘病生活を送っていたようです。
2023年3月21日に永眠されました。
病と闘って2年半。21日、元嫁が旅立った。
— 宮川一朗太 (@ichirota0325) March 24, 2023
何故かうちで最期を看取ることになってね。
僕と娘が見守る中、眠るように息を引き取った。
57歳。
出会って、結婚して、離婚して。色んなことがあったけど、娘たちと出会わせてくれてありがとう。
安らかに。
最期の時間は、娘たちや宮川一朗太さんも見守る中、家族に囲まれて過ごしたようですね。
「何故かうちで最期をみとることになってね」



自宅で看取ったということは、余命がわかっていた、最期は家で過ごしてもらいたいと思ったのでしょうね…
宮川さんは後に、「最後まで“家族”でした」と語り、悲しみの中にも感謝の気持ちを込めたコメントを残しています。
その言葉からは、形を超えた深い絆が感じられます。
この記事の朗読動画
まとめ
今回は、山田佳奈子さんの現在について、調査していきました。
山田佳奈子さんは、表に出ることは少なかったもののフリーライターとして、宮川一朗太さんの妻として、二人の娘の母として、かけがえなのい人生を歩まれたのだと思います。
離婚という選択をしながらも、家族との絆を失わなかった山田さん。
その姿勢は、宮川一朗太さんの「別れても家族」という言葉にすべてが表れています。
人生の最期の時間を、愛する娘たちと元夫に囲まれて過ごせたことは、彼女にとって何よりの救いだったのではないでしょうか。
山田佳奈子さんの生き方からは、家族の形に正解はないこと、そして“つながり”こそが人生を豊かにするという大切なメッセージが伝わってきます。
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