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絞首刑の実態公開や違憲性を争って、国に訴訟を起こしている死刑囚3人。
実名が公開されておらず、世間では「誰なのか」気になる方々が多数いるようです。
この3名は大阪拘置所に収監されているとのこと。
そこで今回は、
- 絞首刑の実態公開を求めている死刑囚3人が特定できるか
について、調査していきたいと思います。
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目次
訴訟の概要

死刑囚3人の訴訟概要
訴訟の概要:絞首刑をめぐる死刑囚3人による国賠訴訟
- 提訴日:2022年11月28日
- 提訴先:大阪地方裁判所
- 原告:死刑囚3人(いずれも実名非公表)
- 被告:日本国
訴えの内容まとめ
3人の死刑囚が訴えている内容をまとめます
- 【1】絞首刑の方法が「憲法違反」
-
- 絞首刑は「過度に苦痛を伴う非人道的処罰」だ→憲法36条に違反する(拷問及び残虐な刑罰の禁止)
- 首が折れずに窒息死となる例もあり、失禁・嘔吐など激しい身体反応が出る
- 【2】死刑執行の透明性欠如
-
- 死刑執行が非公開で刑の実態が政府から提供されていない
- 「死刑囚や国民の知る権利」を侵害している
- 【3】損害賠償の請求
-
- 精神的苦痛を受けたとして、1人あたり1100万円(合計3300万円)の損害賠償を請求

個人的には、あなたたち、これよりももっとひどいことを被害者の方に行ったのでは??と納得いかないところもあるのですが、人権は平等、主張も平等なのですよね…
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国に訴訟を起こした死刑囚3人は誰?


原告の死刑囚3人の氏名は非公表
現在報道されている死刑囚の人物像の手がかりになる情報をまとめると、
- 3人とも死刑確定から10年以上が経過している
- うち2人は再審請求中
- 3人とも大阪拘置所に収監されている
この情報から探っていきましょう。
死刑囚3人を考察
訴訟を起こした2022年時点での上記の手がかりから、有力な候補の死刑囚を以下に挙げてみます。
1. 上田宜範(うえだ よしのり)


- 1954年生まれ(70~71歳)
- 死刑確定:2005年(※2022年時点で17年経過)
- 事件概要:殺人・死体遺棄事件(大阪愛犬家5人連続殺人:1992~1993年)
- 再審請求:再審請求中とされている
2. 下浦栄一(しもうら えいいち)
- 1971年生まれ(53~54歳)
- 事件概要:殺人・強盗殺人等(マニラ連続保険金殺人&長野殺人事件:1994~1995年)
- 再審請求:再審請求の記述あり
3. 小林竜司(こばやし りゅうじ)
小林死刑囚については、書籍が発売され、この事件を元にした映画も制作されました。


- 1967年生まれ
- 事件概要:火災・殺人事件(東大阪大生リンチ殺人事件:2006年)
- 年齢、罪状が条件に合致
候補以外で可能性が高い人物
大阪拘置所には、他にも死刑囚が収監されていますが、背景などが若干異なるようです。
- 林真須美:死刑確定から10年以上経過・再審請求中だが、2022年時点では大阪ではなく和歌山刑務所に移送されていた可能性。
- 加納恵一:大阪拘置所にいたが、確定が比較的最近(2015年)で、10年未満。
- 陳徳容:死刑確定から10年以上、だが外国籍で、当訴訟に参加する動機は限定的。
総合的な考察
これらを踏まえた上で、以下の3名が最も該当性が高いと考えられます
- 上田宜範
- 下浦栄一
- 小林竜司
ただし、いずれも正式な発表がありませんので、あくまで一考察の範囲に留まります
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まとめ
今回は、絞首刑の実態公開と違法性を国に訴えた死刑囚3人が誰なのかを調査していきました。
実名は公表されていませんので、あくまで一考察をご紹介しました。
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