何かと話題の尽きない大阪・関西万博で、今度は「ぬいぐるみベンチ」が波紋を呼んでいるようですね。
作成したのは「株式会社ワイドレジャー」。
不評のニュースが報じられてからすぐさま撤去を決定しました。
株式会社ワイドレジャーとは、どのような会社なのでしょうか?
万博に展示されていたぬいぐるみベンチについても気になります。
そこで今回は、
- 大阪・関西万博に展示された「ぬいぐるみベンチ」の画像
- 株式会社ワイドレジャーはどんな会社なのか?
- なぜぬいぐるみベンチを作ったのか?
について、調査していきたいと思います。
大阪・関西万博に展示された「ぬいぐるみベンチ」の画像

ぬいぐるみベンチの画像
大阪・関西万博で波紋を呼んだ「ぬいぐるみベンチ」。

さまざまなキャラクターのぬいぐるみが透明ビニールでベンチ型に詰め込まれています。

中には圧縮されて形作られたものも…


さすがに窮屈そうですね…
ぬいぐるみたちを、顔が前を向かないように並べて詰め込み。
きっと作っている人たちも罪悪感を感じていたのではないでしょうか?
SNSでの不評の声
SNSでは、不評の声が続出していました。
これはさすがにアカンやつやで🥺
何でこんな扱いをするのか運営の質が疑われる
余ったユーフォーキャッチャーの古い景品を再利用してるのかな?😵
悪意しか感じない
これらの意見とは反対に、
えー、ふだんからゴミで捨てるヤツいっぱいいるしゴミ箱に並べられてて可哀想って拾ってくるの?
何があかんのよ。。。
いつかは捨てられるものなのだから、と現実的なご意見を持っている方もいました。
株式会社ワイドレジャーはどんな会社なのか?


この「ぬいぐるみベンチ」を作られたのは、株式会社ワイドレジャーです。
当社は『楽市楽座』『アドアーズ』のアミューズメント施設を運営しております。メンテナンス専門のテクニカルサポート部門を設置し豊富な経験と技術力、多数のゲーム機を保有しております。ご要望のゲームジャンル、景品につきましても何なりとご相談ください
https://www.wideleisure.co.jp/rental
社員の口コミは?
転職サイトの口コミでは良い評価もありましたが、経営に不安を感じた方もいらっしゃったようです。
良い意味で上下関係がしっかりとしている。上級社員は下級社員の面倒をきちんと見てくれる
3、4年前だが吸収合併、社長が代わり経営方針が変わった。負債のある合併だったので将来に不安を持ち早めの退社。
入社後技術職を希望していたが、3、4年経っても異動できなかった
なぜぬいぐるみベンチを作ったのか?


ワイドレジャーは、このぬいぐるみベンチを制作・展示した理由について、
と説明していました。
アップサイクル家具…
より高い価値を持った製品へのグレードアップ…



考えようによっては、アップサイクルなのでしょうか?
個人的にはぬいぐるみがかわいそうで逆に座れなくなってしまうかな…
そうなると、もはやベンチとしての昨日も失われてしまいますね
公式サイトが4月24日に、ぬいぐるみベンチの一部撤去を発表していました。


このたび、大阪・関西万博「遊んでい館?」にて展示しておりました「アップサイクル家具」につきまして、撤去させていただく運びとなりました。
皆様には大変貴重なご意見を多数お寄せいただき、誠にありがとうございます。ぬいぐるみへの想いや文化的な背景を踏まえた率直なお声を拝読し、私どもとしても多くのことを考えさせられました。今回の展示は、「役目を終えたぬいぐるみに、もう一度活躍の場を」という想いから、アップサイクルの一環として企画したものではありましたが、結果として、ぬいぐるみに愛着を持つ方々へ不快感を与えてしまったことを、真摯に受け止めております。
サステナブルな取り組みであっても、それを受け取る方の感情や文化的な背景への配慮が欠けていては、本来の目的を見失ってしまうということを、今回あらためて強く認識いたしました。そのため、社内で検討を重ねた結果、「アップサイクル家具」(ぬいぐるみベンチ)については撤去させていただく判断をいたしました。アップサイクルという想いを形にする過程において、配慮が行き届かなかった点を深く反省し、今後の企画・展示においては、より多くの視点を取り入れながら進めてまいります。
https://www.wideleisure.co.jp/archives/1136
まとめ
今回は、ぬいぐるみベンチを作った株式会社ワイドレジャーについて、調べてみました。
アミューズメント施設の運営で、クレーンゲームなどを扱うことから使われなくなったぬいぐるみにもう一度役割を与えたいと思って作ったぬいぐるみベンチ。
不評の声が多かったということは、みなさんぬいぐるみに対する愛情が深いんだなあと感じ、心が温かくなりました。
ベンチの作り方にも問題があったのかもしれませんね。
また違う形でのアップサイクルに期待したいですね。
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